今回は介護職10年目の介護福祉士である私が介護の仕事に進むきっかけについてお話ししようと思います。
- 「マイペース」「人見知り」と言われて育った私がどうして介護職を始めようと思ったのか
- そして介護職を10年も続けることができたのはどうしてなのか?
この2点をお話ししていきます!
マイペースで人見知りな性格のわたし
私の性格は「マイペース」「人見知り」と言われて育ってきました。
今でも自分から話をするときは緊張したり、おっちょこちょいな面もあります。
それでもきっかけは大好きな祖父ががんを患い、家での療養を選択し、家に訪問看護の方が来られた時でした。
私の祖父は普段は優しく冗談でよく私を笑わせてくれる人でした。
しかし、日に日に弱っていき診察が嫌で訪問の看護師さんに居留守を使ったり点滴を拒否したりすることがありました。
声を荒げることもあった祖父に看護師さんは、怒ったり否定することもなく、「そうですよね、辛いですよね。」と寄り添い祖父の気持ちに寄り添ってくれていました。
そのため看護師や介護の仕事の存在に子供ながら憧れを持っていたのですが人見知りな私には無理だと思っていました。
それでも心の中で何か人の役に立つ仕事がしたい、おじいちゃん子だった私は高齢者と関わる仕事がしてみたいと何となく思っていました。
きっかけはドッグトレーナーの専門学校での訪問

高校を卒業後、動物が好きだったのもありドッグトレーナーの専門学校に通っていました。
その授業の一環として学校で訓練された犬を連れて施設や病院などを訪問し利用者様や患者様に寄り添うことで心のケアを行うドッグセラピーという活動があり、これなら福祉の仕事に関われるのでは?と思い参加していました。
当時もやはり介護士になる自身はないと思っていましたし、それでも高齢者との関りを持てることがうれしく、セラピーの授業が楽しみでした。
そして私が介護職の仕事を意識したのはある訪問先の高齢者介護施設で利用者様と職員が楽しそうに会話している姿を目の当たりにしたときです。
職員も利用者もその時間を一緒に楽しんでいて、私の中にあったただ利用者のお世話をするだけという介護のイメージが少し変わりました。
はじめてこの職場で働いてみたいなと思いました。
そしたらなんとそのタイミングで施設から求人が出ていたのを発見!
しかも未経験でもOKと書かれていてこれはご縁かなと思いすぐ連絡しました。
たまたま専門学校でホームヘルパー2級(今は初任者研修になっています)を取得することができたので取得し無事に面接に合格し介護の仕事に飛び込みました。
10年間続けてこれたのは

未経験で飛び込んだので最初の頃は本当に血圧のはかり方や車いすの押し方もわからないほど超未経験者でした(笑)
それでも上司や先輩が丁寧に根気強く教えてくださり、よく失敗もして落ち込んでいた時も、先輩や利用者さんによく慰めてもらっていました・・・。
介護を始めて知ったのですが、大切なのは自分たちが話すよりも利用者の話に耳を傾け、話を聞くことということです。
話し上手じゃないといけないという思い込みがあった私は驚きました。
やること多いし大変なこともあるけど体力には自信があったのと話すのは得意ではないですが(今も苦手です)、人の話を聞くのは好きだったのでそれも続けてこれた理由の一つになっていると思います!
周囲の熱いサポートのおかげで実務経験を積んで介護福祉士の資格を取り4年目には介護福祉士、7年目には役職も付きスタッフのサポートや教育にも回れるようになり今では利用者の話を聞くことが楽しみの一つになっています!
ちなみに老人保健施設で9年、今はリハビリ特化型のデイサービスに勤務してます!
この施設での経験をもとに介護の多様性についてもっと知りたいと思うようになりブログをはじめました。
現場での出来事なども記事にする予定なのでお楽しみに!
Instagramもやってます!@ao1kaigo_
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